
今日の午後
お客様の奥様が事故を起こしたので
現場に行ってくれないかと頼まれた。
現場に着いたら
奥様が、お相手からこの書類にサインするように
言われたのだがどうすればいいのと聞かれた。
ちなみに今回の事故は駐車場から出ようとする車と
駐車場に入ろうとする車の事故で
両者に過失のある案件である。
用紙を見てびっくりした。
なぜなら、その用紙は100パーセントの過失を認めさせる用紙
だったからである。
こんなもの、今まで自動車業界に携わってきて一度も見たことの
無いものだった。
お客様には、サインをする必要が無いことを伝えた。
私が到着するまで執拗にサインをせまっていたそうだ。
私が着いたら、車の中にもどって警察が来るまで出てこなかった。
相手の自動車屋さんがきたので
その用紙はその自動車屋さんでお客様に渡してるのかを聞いたら
そうではなかった。
お相手が自分で作って車の中にいつも用意していることを認めた。
これの悪質な点は、例えば追突事故のように明らかに100:0の
事故のときは
こんなもの無くてもまったく問題ない。
ということは、この用紙を用意した時点で相手は自分にも過失が
あることを
わかっていて
自動車屋や、保険屋が来る前にサインさせて
100:0を認めさせようとしたという悪意が存在するのである。
こんなものを常時、車の中に入れている車が
燕市周辺を走行している。
分水の整備組合をはじめ同業者に知らせて
それぞれのお客様に安易にサインしないように
注意喚起が必要なことがわかった。