高級つめきりで世界に販売している三条の諏訪田製作所の工場を
見学させていただきました。
上の写真の右側の社員さんは85歳だそうでこの工場で一番難しい仕事を
しています。
一番高いつめきりは64000円でした。
次に、高級はしで有名な丸直さんを見学しました。
丸直さんのはしは高級な木材を素養して作ります。
はしの先端は約1.5mmほどととても細く作られています。
また、すべて8角形に面取りされているので
つまみやすくなっています。
丸直さんのはしは、口離れのよさが売りです。
口離れって、なんだそれっと思ったので
一番安いのを試しに購入してみました。
食事をしたときにはしが唇にあったったときの
滑らかさというか、気持ちよさがわかりました。
宴会のときに、はしを買うときに何で決めるか聞いたら
もちやすさとか、デザインとかが多かったのですが
口離れのよさで選ぶ人は宴会のテーブルにはいませんした。
つまり、丸直さんは、まったく新しい価値観を創造し
それが認められ国内ならびに海外で高く評価されたのです。
いままで、はしが唇に当たったときの感覚は意識したことが
なかったのですが、いったん意識して丸直さんのはしを使ってみたら
とりこになってしまいました。
勉強になりました。