朝 冷え込んだ日に時々調子の悪くなるお車
2014年 02月 15日
お客様から
早朝電話があり
朝エンジンが始動しにくくて
なんとか始動したんだがエンジンが吹け上がらず
自宅のすぐそばで止まってしまったと連絡がありました。
とりあえず、お客様に代車を提供し
そのあとでお車を引き上げたところ
そのときはもう、まったくエンジンの始動性や吹け上がりもよく
お客様の言われるような現象を確認することはできませんでした。
エンジンコンピューターにもエンジントラブルの記録もなく
数日間お預かりし朝の始動性もチェックしましたが
やっぱり異常を発見できませんでした。
一度、お客様にお車を返却し10日くらいたったころ
再び走行中にエンジンが吹けなくなったと連絡があり
すぐに、駆け付けたのですが
やはり、私が行った時にはもう症状は確認できず
その後、数日間お預かりしたのですが
やっぱり症状は出ませんでした。
ここで、その症状が発生した日は朝の冷え込みが
特に厳しい日という事が一緒だという事に気づき
比較的新しい年式だったので
今迄チェックしていなかった
燃料タンクを点検したところ
ガソリンの中にかなりの水分が混入していました。
つまり、冷えた時に燃料ポンプや燃料パイプの中に
入り込んだ水分が凍結し
不具合を発生させていたと思われます。
比較的新しいお車だったので
燃料タンクに水がはいっているわけがないと
思いこんでしまったところに
原因の発見が遅れてしまったのでした。