東海村の原子力施設で
放射性物質がもれ
作業員4人が2mSv(ミリシーベルト)を
被爆したと報道していました。
2mSをどれくらいの時間で被爆したのかまでは
報道されてなかったのですが
この2mSvがどんな数字なのか
検証してみたいと思います。
世界では、一人当たりの年間被曝量を
1mSv/年
なので年間でみれば2年分被爆したことになります。
しかし、こんなに単純ではありません。
年間に1mSvということは
1時間あたりになおすと
1mSv÷365÷24=0.000011mSv/時=0.11μSv(マイクロシーベルト)
が1時間あたりの基準値となるので
もし1時間以内に2mSvを被爆していたならば
通常の2×365×24=17520倍の被爆をしたことになります。
また、一般的な胸部レントゲンでは
0.05mSvの被爆になります。これは1瞬ですが
このレントゲンの放射線を40回連続で
あびたときの数値とひとしいともいえます。
事故の被害を大きく報道しないようにするためか
通常の放射線量と比較した報道ではなく
単純に2mSv(2ミリシーベルト)としか
ニュースにされてませんが
実は、とんでもないことが起きたことが
わかります。