希望の党





監督・金子修介 脚本・松枝佳紀 撮影・大沢圭子 音楽・MOKU  

2005年「総務省・(財)明るい選挙推進協会」製作 

出演/渋谷飛鳥 木下ほうか 山本奈津子 楳図かずお 並木史郎 野口雅弘 金子奈々子 野木太郎 新津勇樹

by nakano-auto | 2017-09-27 08:27 | メディアが報じない事 | Comments(0)

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国連事務総長、議長、各国首脳、代表団の皆さん、ニューヨークにようこそ。 私のホームタウンから、アメリカを代表し、世界の人々に向け話をすることは、実に光栄の至りである。

数百万人のわが国民が、わが国を襲った壊滅的なハリケーンの被害を受けている。最初に私は支援と援助を提供してくれた、この議場に集まっているすべての首脳の皆さんに、感謝を表すことから始めたい。 アメリカ人は頑強で不屈な国民であり、困難に遭って、かえってかつてない決意を固めている。

幸いにも、アメリカは去年11月8日の選挙日以来、非常に好況である。
株式市場は史上最高値をつけた。 われわれの政策および他の改革により、現在では今までになく多くの人々が職に就き、失業率はこの16年間で最も低い水準にある。企業はアメリカに戻りつつあり、非常に長い期間、わが国では見られなかった雇用増加をもたらしている。そしてわが国が軍と防衛に約7000億ドルを割り当てることが発表されたばかりである。 わが軍は、これまでになく強化されることになるだろう。

70年もの間、戦いの時代も平和の時代にも、さまざまな国家や政治運動、および宗教の指導者たちが、この総会の演壇に立ってきた。同じように私は今日、われらの前にある深刻な脅威と、解放を待つすばらしい可能性について、話をしたいと思う。

我々は、非常にまれなチャンスの時代に生きている。 科学、テクノロジー、および医学の急速な進歩が、前の世代が治療不可能と考えた病気、解決不可能と考えた問題を解決するようになった。
しかし時間は、われらが重要な価値を認める、すべての物事に対する増大する脅威も運んできた。テロリストと過激派は、地球上のすべての地域に跋扈している。 国連の中にもいる無法な政権は、テロリストを支援するのみならず、人類の知る最も破壊的な武器によって他の国家、そして自国の国民を脅迫している。 その権力や独裁政権は、第二次世界大戦以来、戦争を防止し、世界を自由に導いた価値観、制度、同盟を破壊しようとしている。
国際犯罪組織は、麻薬、武器、人身取引のネットワークを形成している。大量の移民や大規模移住が、われらの国境を危険に晒している。われらの国民を脅かす新種の攻撃はテクノロジーを利用するようになった。

要するに、われわれは将来への偉大な約束と、巨大な苦難の双方に、いま同時に直面している。 われらが新しい高みに世界を引き上げるか、または奈落に転落するかは、すべてわれらの責任である。数百万の人々を貧困から救い、国民に夢を実現させ、次の世代である子供たちが恐怖、憎悪、暴力から解放されて育つことができるかは、われらの力、われらの選択に委ねられている。

国連は、2度の世界大戦ののち、よりよい未来の創造に役立てるため設立された。 それは各国家が主権を維持し、国家の安全を守り、繁栄を促進するため、多様な国家が協力するというビジョンに基づいていた。それはちょうど70年前、ヨーロッパの復興を支援するためアメリカがマーシャル・プランを開始した同じ時期のことである。 その3本柱(※原文通り)は、平和、主権、安全、そして繁栄である。
マーシャルプランは、各国家が強固で、独立し、自由であることによって、世界がより安全になるというビジョンの上に築かれた。 当時のトルーマン大統領は議会へのメッセージで"ヨーロッパの復興支援は国連への支援と完全に一致している。国連の成功は、各国の個別の力に依存する" と述べた。
現在の危機に打ち勝ち、未来への約束を達成するために、われらは古い叡智から出発なければならない。 われらの成功は、強固で独立した主権国家の連合体が、自身と世界のために安全、繁栄、および平和を促進することに依存するのである。

われらは多様な国々が、同じ文化、伝統、また同一の政治制度を共有することは期待しない。 しかし我々は、すべての国家が2つの中心的な義務を支持することを期待している。それは、彼ら自身の国民の利益、および他のすべての主権国家の権利の尊重である。これが国連のビジョンであり、協調と成功のための基礎である。
強固な主権を有する諸国家はただ平和共存するのみならず、各国が異なる価値観、異なる文化、および異なる理想を有することを認め、相互の敬意に基づいて協力してゆくのである。

強固な主権国家は、国民に彼ら自身の未来と運命を左右する権利を与えるものだ。そして強固な主権国家は、個人が豊かに生活し繁栄するという、神の授けた権利を可能にするのである。
アメリカは、わが国の生活様式を他国に強制しようとはしない。 しかし誰もがふり仰ぐような実例にしているのだ。今週はその例として誇るべき特別な理由がある。 わが国は230回目の憲法制定記念日を祝っている。米国憲法は、世界で今も現用されている、最も古い憲法なのである。
この憲法は、アメリカ国民の平和と繁栄の基礎を形成した。そして世界の無数の人々に、人間性、人間の尊厳、法の支配へのインスピレーションを与えた。
米国憲法は三語の最も重要な言葉で始まる。それは「われら、国民は・・」という言葉である。幾世代ものアメリカ国民が、この言葉の契約、わが国家の契約、およびわが国の偉大な歴史の契約の実行のために、犠牲となってきた。
アメリカでは国民が統治し、国民が支配し、国民が主権を有する。私は権力を与えられるため、選挙で選ばれたのではない。私は、自らが所属しているアメリカ国民に、権力を与えるために選出されたのである。







わが国は外交におけるこの主権の原則を再確認する。 わが政府の最優先すべき責任は、わが国の国民に対するものである。国民の必要に応じ、国民の安全を保障し、国民の権利を守り、国民の価値観を守ることなのだ。それぞれの国家の首脳である皆さんは、常にあなた方の国の国益を最優先するだろうし、またそうすべきである。アメリカ合衆国大統領として、私は全く同様に、アメリカを最優先するであろう。

すべての責任あるリーダーは、彼ら自身の国民に奉仕する義務があり、国民国家は、人々の環境を向上させるために最も適した単位であり続ける。
しかし我らがそれぞれの国民のため、よりよい生活を創造することには、すべての人々のためのより安全で平和な未来を創造するために緊密に協力してゆくことも、また求められるのである。
アメリカは永遠に世界、特に同盟諸国にとっての偉大な友であり続けるだろう。 しかしわが国はもう、利益が認められないか、得るものが何もない一方的な協定を結ぶことはない。私が大統領の職にある限り、私は他の何よりも、アメリカの利益を防衛するだろう。


しかし、われわれはそれぞれの国家に対する責任とともに、すべての国家が主権、繁栄、安全を享受する未来を追及してゆくことが、われら共通の利益であることも理解しているのである。
アメリカは国連憲章の表わす価値を語るために、より大きく声をあげる。 わが国民は、わが国の自由、およびこの議場に集まった多くの国家の自由を防衛するために、計りしれない対価を支払った。 アメリカの貢献は、アジアのジャングル、中東の砂漠、ヨーロッパの海岸線の戦場で同盟諸国と肩を並べて戦い、犠牲になったわが国の若者たちの数が示している。

わが国と同盟国は、歴史上最も犠牲の大きい戦争に勝利したのちでさえ、領土の拡張を求めず、他国の妨害をせず、わが国の価値観を他に強制することはなかった。これはアメリカの国家特性に対する永遠の信用である。 その代わりわが国は、すべての国家の主権、安全、および繁栄を守るために、この国連という組織の創立を支援したのである。
世界のさまざまな国家のために、アメリカは以下のことを希望する。 わが国は対立と紛争ではなく、協調と友好を望んでいる。 わが国はイデオロギーではなく、成果を求めて行動する。 わが国は、道義をわきまえたリアリズム、共通の目的、利益、価値観に基づく政策思想を持っている。
そしてそのリアリズムが、この議場の、すべての首脳と国家が直面している問題に立ち向かうことを、わが国に求めている。 その問題から、わが国は逃避も回避もできないのだ。
わが国は、直面している困難、脅威、さらには戦争のため、自己中心主義と無自覚の道から脱しなくてはならない。さもなければわが国は、現在の危険に対応する十分な力と自負心を持っているとは言えないし、未来のわが国民が平和と繁栄を享受することなど、果たしてできるだろうか。

われわれがそれぞれの国民に敬意を払うなら、そしてわれわれの名が後の歴史に恥じないことを願うならば、われらはそれぞれが誠意を尽くす責任を負う国民に対し、主権に基づく義務を果たさなければならない。 われらは、それぞれの国家、国益、および国の将来を防衛しなければならない。 われわれは、ウクライナから南シナ海にまでわたる、国家主権への脅迫を拒絶しなければならない。 われわれは国際法を尊重し、国境を尊重し、文化を尊重し、その下で認められる平和な国際関係をこそ支持しなければならない。そして国連を創設した人々が考えたように、混乱や紛争、そして恐怖によってわれわれを脅迫する者たちに、協同してともに立ち向かわなくてはならないのだ。


今日における世界の災いの種は、国連の基礎となるあらゆる原則に反する、一握りの無法な政権である。 彼らは、彼ら自身の国民と、国民の主権を尊重しない。もし正しい多数が、少数の悪に対抗しないならば、悪が勝利する。 公正な諸国民と公正な諸国家が歴史の傍観者となる時には、破壊の勢力に力が貯えられるだけである。

北朝鮮の堕落した政権ほど、他の国家や自身の国民の幸福をないがしろにした者は、他のどこにもいない。北朝鮮国民の数百万人規模の餓死、投獄、拷問、殺戮、そしてさらに無数の人々への抑圧は、彼らの責任である。
われわれは皆、無辜のアメリカ人学生オットー・ワームビアが、余命わずか数日という状態でアメリカに戻ってきたことを目にした。われわれはまた、北の独裁者の兄が某国際空港で、禁止毒物を使って暗殺されるところも見た。またわれわれは、日本のわずか13歳の少女が、北朝鮮のスパイに日本語を教えさせるため、母国の海岸から拉致されたことを知っている。もしこの政権が除去されないならば、現在の北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルへの無分別な執着は、想像もつかない人命の損失を伴う、世界全体の脅威になる。

いくつかの国家はそのような政権と交易するばかりか、武装させ、物資を与え、財政的に支援しているが、これは核戦争によって世界を危険にさらす暴挙である。地球上のどの国家にも、これら一部の無法な政権が核兵器とミサイルで武装することで得るような利益はない。
アメリカは大きな力とともに忍耐力も持ち合わせているが、もし自国、または同盟国を防御せざるを得なくなれば、北朝鮮を完全に壊滅させる以外の選択肢はなくなるだろう。あのロケットマンは、自分自身と政権にとっての自殺行為をやっている。 アメリカは備えがあり、かつ意志と実力を持っているが、実力の行使にまで至らないことを望んでいる。国連とは実にそのためにあり、それが国連の存在理由である。彼らがどうするか、注目することにしよう。

今や北朝鮮は、核の放棄が受け入れ可能な未来への唯一の方法であることを悟るべき時である。 国連安全保障理事会は最近、北朝鮮に対し、厳格な2つの決議案を15-0の満場一致で採択した。安全保障理事会の他の加盟国すべてとともに、制裁に賛成票を投じた中国とロシアには、感謝を表明したい。わが国は、すべての関係者に感謝している。
しかし、われわれはさらに踏み込まなくてはならない。 今、孤立した金正恩政権が敵対的な行動を停止するまで、すべての国家が協力すべき時である。


われわれが決断しなくてはならないのは北朝鮮の件だけではない。世界の国々はかなり以前から、別の無分別な政権に当面してきた。その政権は大量殺戮、アメリカの破滅、イスラエルの壊滅、およびこの議場にいる多くの国家首脳への攻撃について、公然と語ってきた。
イラン政府は民主主義国の仮面の裏に、悪辣な独裁政権の顔を隠している。この政権は、豊かな歴史と文化を持つ富裕だった国家を、混沌、流血、暴力を輸出する、経済的には発展した無法国家の親玉に変貌させた。最も長いあいだ苦痛に喘いでいる、イラン政権の最大の犠牲者は、実はイランの国民自身である。

彼らはイランの天然資源を国民生活の向上に使おうとせず、オイルマネーをヒズボラその他のテロ組織の支援、無辜のイスラム人民の殺戮、近隣の平和なアラブ国家やイスラエルの攻撃のために供給している。
イラン国民に正当に所属しているこの富は、またバシャーアル・アサドの独裁政権を支え、イエメン内戦の火に油を注ぎ、中東全域にわたって平和を徐々に蝕んでいるのだ。
われわれはこの血にまみれた政権に、危険なミサイル開発の一方で、この地域不安定化活動をを続けさせることはできない。もしイランとの核プログラム合意が最終的に、イランの核開発を可能にするものなら、わが国は協定に従うことは容認できないであろう。 イランとの合意は、これまでアメリカが締結した中で、最悪かつ最も一方的に不利な合意の一つである。率直なところ、この合意はアメリカの難題であり、私はこれが最後まで完遂されるとは思えない。私の言うことに、間違いはない。

イラン政府に死と破壊への執着を断念することを要求するわが国に、いまや世界全体が協力すべき時がきた。 今はイラン政府が、不法に抑留しているすべてのアメリカ人、および他の国の市民を解放すべき時である。そして何よりもイラン政府はテロリスト支援を停止し、イラン国民に奉仕するとともに、近隣諸国の主権を尊重しなくてはならない。

イランの善良な国民が変化を望んでいること、そしてアメリカの強力な軍事力を別にすれば、イランの指導者たちが最も恐れているものは、イラン国民自身であることを世界全体が知っている。これがまさに、イラン政府がインターネット接続を制限し、衛星通信アンテナを破壊し、非武装の学生デモに発砲し、政治改革派を投獄する理由である。
抑圧的政権が、永久に続いたためしはない。イラン国民にとって選択の日はいずれ来る。 一つは引き続く貧困、流血、および恐怖の道である。そして一方は、イラン国民に富と文化、そして文明の発祥地である誇りを回復し、そして繁栄と幸福をもたらす道に再び戻るのかという選択である。

イラン政府のテロリズム支援は、近隣諸国が最近合意したテロとの戦い、そして資金調達を停止させるための取り組みと、まったく正反対である。
光栄にも私は、去年の年頭に(原文通り)サウジアラビアで、50か国を超えるアラブ・イスラム諸国の首脳の前で講演する機会があった。われわれはテロと戦い、テロリズムを引き起こすイスラム過激主義に立ち向かうため、すべての責任ある国々が協力することで合意した。
われわれは、イスラム過激派のテロリズムを阻止する。なぜならわれわれは、それがわれらの国家、そして世界のすべてを分断させることを、許すわけにはいかないからだ。われわれは、テロリストどもの安全地帯、移動、資金供給その他の、彼らの非道なイデオロギーを支援する、いかなる形の支援をも、拒絶しなくてはならない。われわれは連中を、われらの国から追放しなければならない。 いまやアルカイダ、ヒズボラ、タリバン、およびその同類の、無辜の市民を殺戮するテロ集団に資金を与え、支援する国を明るみに引き出して、責任を取らせる時である。アメリカ、および同盟諸国は、テロリストどもを壊滅させ、われらの国民に対する攻撃の出撃拠点になる退避所の再出現を阻止するために、中東全域で協力している。

先月、私はアフガニスタンの悪党どもとの戦いにおいて、勝利のための新しい作戦を発表した。 今後、わが国の安全保障上の利益は、政治家が勝手に設定する指標と予定表ではなく、軍事作戦上の必要に応じて決定される。
私は、タリバンやその他のテロリストグループに対するわれわれの戦闘関連規則も大きく変更した。 シリアとイラクでは、われわれはイスラム国に対する優位を持続させるだけの、大きな戦果を挙げた。 じっさいわが国はイスラム国との戦いに、これまで何年もかかったより多くの成果を、この8か月で達成した。

わが国は、シリア内戦の段階的縮小、およびシリア国民の意思を尊重する政治的な解決策を模索する。バシャール・アサド政権一味の、子供たちに対する化学兵器の使用を含む自国民に対する犯罪行為は、 すべての心ある人々に衝撃を与えた。もし禁止された化学兵器の散布が認められるならば、どんな社会も安全ではありえない。 それはアメリカが、攻撃拠点になった空軍基地へのミサイル攻撃を決行した理由である。
わが国は、イスラム国から解放された地域での多大な人道支援を行った国連機関の尽力に感謝する。特にシリアの内戦から逃れた難民たちを受け入れた、ヨルダン、トルコ、レバノンには感謝したい。アメリカは人道的国家であり、これらの活動の支援に数十億ドルを支出した。 わが国は復興の一環として、これらの過酷な境遇に置かれた人々を支援し、最終的には母国への帰還を可能にする難民再定住アプローチを模索している。

アメリカ国内に1人の難民を再定住させるコストで、彼らの母国では10倍以上を支援できる。 わが国の心からの善意により、わが国は地域内の受け入れ国に財政支援を行い、また難民の出身国にできる限り近い地域で難民を受け入れることに努める、G20加盟国による最近の協定を支持する。 これは安全かつ責任があり、人道主義的なアプローチである。
数十年の間、アメリカは西半球で移民に関する難問題を扱ってきた。そして、長期にわたるコントロールされていない移住は、送り出し国と受け入れ国の双方にとってはなはだ不公正なものであることを学んだ。
送り出し国の内部では、必須である政治および経済上の改革に対する圧力を減少させる。またそれらの改革の原動力となり、かつ改革の実行に必要な人的資源を枯渇させるのだ。
受け入れ国では、コントロールされていない移民の受け入れコストの相当部分は、たいていマスコミと政府に無視されている低所得の国民たちが圧倒的に負担されられる。

私は、人々を母国から逃亡させるような問題に対処しようとする、国連の取り組みに敬意を表したい。国連とアフリカ連合は平和維持活動によって、アフリカの紛争の安定化にはかり知れない貢献をしている。 アメリカは、世界からの人道支援による南スーダン、ソマリア、および北部ナイジェリアとイエメンを含む飢饉防止と救援活動において、今後とも世界を主導してゆく。
わが国は、エイズ支援活動に出資するPEPFARのようなプログラムを通じ、世界中でよりよい保健衛生の機会に対して資金を提供している。大統領によるマラリア撲滅計画、グローバル保健衛生目標、現代の奴隷制度を廃止させるための世界基金、そして女性起業家財政計画は、全地球規模での女性の地位向上のための、わが国の取り組みの一環である。
わが国はまた、国家主権、安全保障、および繁栄への脅威に対抗してゆく上で、国連が機能的なパートナーになるために必要であるならば、国連の改革の必要性を認識しておられる、国連事務局長にも感謝したい。 あまりにも多くの場合、この国連という組織の重心は成果ではなく、官僚制と手続に置かれてきた。
場合によっては、この組織の高邁な目的を破壊しようとする国が、まさにその目的のための機関をハイジャックした。 例えば論外な人権状況にある複数の国が国連人権委員会に席を持っていて、これが国連の大きな問題の原因になっている。

アメリカは、国連の193の加盟国のうちの1つである。だが予算全体の22%を負担している。 実状は、わが国が他国のどこよりはるかに多くの負担をしているのだ。、アメリカは不公平なほどの費用を負担しているが、もし実際に国連が、宣言している目標、特に平和という目標を達成できるならば、この投資は容易に正当化することができるだろう。
世界の多くの部分は紛争状態にある。現実は、そのいくつかが地獄と化している。しかしこの議場にいる権力を持った人々は、国連の主導と支援の下で、これらの危険かつ複雑な問題の多くを解決できるだろう。

アメリカ国民はすぐ近いある日に、国連が全世界の人々の尊厳と自由のための、より責任のある、有能な支持者となっていることを希望する。 その日までわが国は、どの国家も軍事的または財政的に、バランスを欠くほどの負担をする必要はないと信じている。 世界の各国家は、それ自身の地域の安全および繁栄した国際社会を実現するために、より多くの役割を果たさなければならない。
それは西半球で、アメリカがキューバの不安定で堕落した政権に反対し、キューバ国民の抱く自由に生きるという夢に、理解を示した理由である。 私の政権は最近、キューバが根本的な改革を実行するまで、キューバ政府に対する制裁を解除しないことを発表した。


わが国はまた、かつては繁栄していた国家を全面崩壊の瀬戸際に追い込んだ、ベネズエラのマドゥーロ社会主義政権に対し、厳格で段階的な制裁も課した。
ニコラス・マドゥーロの社会主義独裁政府は、あの国の善良な国民に、痛みと苦しみを与えている。 この腐敗した政権が破綻したイデオロギーを強要した結果、繁栄していた国を破壊し、この試みを行った全ての地域で悲惨と貧困を引き起こした。事情を悪化させたのは、マドゥーロが支配権を守るために彼自身の国民を踏みにじり、国民に選ばれた選良から権力を窃取したことである。
ベネズエラ国民は飢餓に苦しみ、彼らの国は崩壊している。 その民主主義的制度もまた破壊されている。 この状況は我が国にとり、まったく容認することも、傍観していることもできない。
信頼すべき隣人であり友人として、わが国およびすべての他国はある目標を持っている。 その目標とは、ベネズエラの自由の回復を支援することであり、ベネズエラを再建し、民主主義を回復することである。 私はベネズエラ政府への非難、および国民に対する支援につき、この議場にいる各国首脳に感謝したい。
アメリカは、ベネズエラ政府に責任を取らせるために、重要な段階措置を取った。 わが国は、もしベネズエラ政府が現在の路線に固執し、国民に独裁支配を強要するならば、さらなる措置を取る用意がある。

わが国は幸運にも、今日ここに集まったラテンアメリカ諸国の多くと、強固で健全な貿易関係を持っている。 わが国の経済関係が、わが国民、そしてわが隣国すべてに平和と繁栄をもたらすための、重大な基盤になっている。
私は、今日ここに集まったすべての国家に、この非常に深刻な危機に対し、より多くのことを行う覚悟を求めたい。わが国はベネズエラの民主主義、そして政治的自由の、完全な回復を要求する。
ベネズエラの問題は、社会主義が拙劣に実践されたことではなく、社会主義が忠実に実践されたことにある。 ソ連からキューバ、ベネズエラに至るまで、本物の社会主義、もしくは共産主義を採用したのがどこであれ、それは苦痛、荒廃、破綻のみをもたらした。 このいかがわしげなイデオロギーを唱道する者たちは、この残酷な制度に支配される人々の苦難を長引かせているだけである。

アメリカは、残酷な政権に支配されている、すべての人々の側に立つ。 わが国が他国の主権を尊重するのは、行動の求めでもある。 すべての人々は、国民の繁栄、安全、利益、福祉を重視する政府をもつ権利がある。
アメリカは、善意あるすべての国家に対し、ビジネスと貿易上のより強い関係を築くことを希望する。しかしこの貿易は間違いなく公正、かつ互恵主義でなくてはならない。
あまりにも長い間、アメリカ国民は巨大な多国間貿易交渉、不可解な国際裁判所の裁定について耳にしてきた。強力な国際官僚組織は、それ自体の繁栄のための最大の方便と化していた。 そして約束は反故にされ、数百万の雇用が消滅し、数千の工場が消えていった。 別の者たちはシステムを弄び、ルールを破った。 そして、かつてわがアメリカの繁栄の基盤だった偉大な中産階級は忘れられて、置き去りにされていった。
しかし彼らは、もう忘れ去られることはない。決して再び、忘れられることはないのである。 アメリカは他国との協調と、他国との商取引を希求する一方で、わが国はすべての政府にとっての最優先の義務を再確認する。それは、自らの国民への義務である。 この義務は、アメリカの力の源泉であり、今日ここに代表を送った、すべての信頼すべき国家の義務である。


もし国連が、われらの前に横たわる困難に立ち向かい、成功をおさめるいくらかの希望があるならば、70年前トルーマン大統領が言ったようにそれは「独立した加盟国の力」に依存する。 もしわれらが、未来の機会を手にし、現在の危機にともに打ち勝つことになっているならば、強固で、独立し、主権を有する諸国家に代わり得るものはないであろう。

それはそれぞれの歴史に根ざし、それぞれの運命を担う国家、倒すべき敵ではなく、連帯する友を求める国家である。そしてなにより重要なのは、すべての国家とは国のため、仲間の市民のために進んで犠牲を払う、国を愛する者たちの祖国である。それは、人間の精神で最も高邁なことなのだ。
国連の創設へと続いた偉大な勝利を思い出す時に、わが国は愛する国家のため悪と戦った勇士たちのことを、決して忘れることはない。


愛国心は、ポーランド人をポーランドのために死なせ、フランス人を自由なフランスのために戦わさせ、イギリス人をイギリスのために立ちあがらせる。
もし今日、われらが自らを、われらの心を、われらの魂を国家に委ねないならば、われらが強固な家族を築かず、われらのために安全な地域社会を作らないならば、一体誰にそれができるというのか。
われらは遠くにある国、遠くにいる役人、その他の誰かを待つわけにはいかない。れわれには、そんなことはできない。 われわれは自ら課題を解決し、繁栄を手に入れ、将来を確かなものにしなくてはならない。さもなければわれわれは、堕落、征服、敗北の前に、容易に屈服することになるだろう。

国連のための、そして世界中の自身と子供たちのためによりよい生を望んでいる人々のための、現在の本当の質問は基本的なものだ。
われわれは愛国者か。われらは国の主権と、将来への決定権を守りたいと思うほど、それぞれの国を愛しているか。自国の利益を防衛し、文化を守り伝え、国民が平和に暮らせることを望むだけ、国家を大事に思っているか。

偉大なるアメリカの愛国者の一人であるジョン・アダムズが、独立戦争について書き残した。"戦いの勃発が影響する以前から、革命は人々の心と魂の中にあった"
それはアメリカが覚醒した瞬間だった。人々があたりを見回し、自分たちが一つの国家であることを理解した時だった。われわれは、自分が何者か、何が自分にとっての価値か、守るために命を投げ出すものは何かを理解した。そのまさに最初の瞬間から、アメリカの物語は、自分の手に未来の支配権を握った国民に、なにができるかを示す物語になった。

われらの希望は一つの言葉であり、また、義務を引き受け、友好を希求し、他者を尊重し、すべての者の共有する最大の利益を共通の利害とする、世界の誇りある独立した諸国家である。それは「このすばらしい地球上のすべての人々に、尊厳と、平和がある未来を」

これは、国連の真のビジョン、すべての諸国民の古来からの希望、すべての魂の中にある、最も根源的な願いである。だからこれをわれらの任務とし、これを世界への、我々のメッセージとしよう。
われわれは、ともに平和、自由、公正、家族、人類、およびわれらすべてを創造した、全能の神のために立ちあがり、ともに戦い、ともに犠牲を払う


by nakano-auto | 2017-09-25 17:08 | メディアが報じない事 | Comments(0)